トラディショナルなジャズギターのレジェンド達は、フルアコを使っていました!
近年はジャズギタリストでもテレキャスやストラトといったソリッドギターを好んで使うことが増えてきました
ジャズ=フルアコという時代ではなくなってきています!
その理由について考えてみたいと思います!

現代ジャズの多様化
ジャズが伝統系な『ビバップ』だけでなく『ロック・ヒップホップ』などと融合してきた
それに伴い、フルアコでは対応しづらいサウンドが求められるようになってきた
ソリッドのメリット
歪みやエフェクトなどに対応しやすく、音がシャープで埋もれにくい!
音量とハウリングの問題が解消される
フルアコは大音量の編成ではハウリングが起きやすい
ソリッドのメリット
ソリッドはハウリング耐性が強く大音量でも安定!

トーンコントロールと演奏表現の自由度
ジャズでもサスティンや歪みを利用した表現が増えている
ソリッドのメリット
音の立ち上がりが早く、サスティンもあり、多彩なニュアンスが表現できる
特にエフェクトとの相性が良い
ソリッドでも『ウォームな音』がだせるようになってきた
以前は『ソリッド=シャープ』でジャズに不向きという印象でしたが
現在では、ブースター、EQ、空間系などのエフェクターで表現する方法が確立してきたので
音色的な制約が薄れてきた
軽量・扱いやすさ・コスト面のメリット
フルアコは高価・重い・運搬が心配
ソリッドは安価・丈夫・メンテナンスしやすい!

いかがでしたか?
今ソリッドギターを持っていてジャズを始めたい方は、まずは今のギターで練習を開始してみてはいかがでしょうか?
練習が進んできて、ジャズへの理解が深まってからフルアコ購入
もしくは、ソリッドギターで機材での音作りを学ぶかを検討しても良いかと思います!