今はネットからいろんな素晴らしい本が買えますね!
今回は僕が取り組んだことがあって素晴らしいと感じた教則本7選
をご紹介します!
ジャズ・スタンダード・バイブル 1.2
これ教則本なの?
というのをいきなり出してしまいましたが、
ジャズミュージシャンは絶対に持っておくべき本なので、1番に持ってきました!
主な内容
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編著者は日本のベーシスト、納浩一氏。
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タイトルどおり「スタンダード・ジャズ」(セッションでよく演奏される定番曲)を 227曲 収録しています。
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楽譜の形式は「リード・シート」。つまり、メロディ+コード進行が記された比較的シンプルな譜面です。
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付属CDがある版もあり、テーマ演奏やマイナスワン音源として使えるものも。
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表紙が黒っぽいことから「黒本」という愛称でも呼ばれています。
インサイドインプロヴィゼイション6 ジャズランゲージの強化
Jerry Bergonzi の全7種類あるうちの1冊です!
このシリーズは20年以上前から利用していて、全巻素晴らしい内容です!
こちらは総合的な内容なので、特に興味を持った事柄を後で掘り下げるのも良いかと思います!
主な内容
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コード・スケール(各コードに対応するスケール)の上行/下行パターン
→ 各和音(コード)に対して、どのスケールを当てはめ、そのスケールを上行・下行させて語彙として使う。 -
コード・トーンを多様なパターンで組み合わせる
→ 単にコード・トーン(コード構成音)を弾くだけでなく、異なる順序・組み合わせで展開することで語彙力を高める。 -
ターゲット・ノート(目標音)へのさまざまなアプローチ方法
→ 「このコード/このビートでここに着地したい」という目標音に対して、どう接近するか(アプローチ・ノート/経路)を意識する。 -
モティーフを組み合わせてシークエンス(反復・変形)を創る
→ 小さなモティーフ(音のまとまり)を変形・連結して、より長いフレーズとして即興で使えるようにする。 -
“ソニック(音響的)”な手法またはニュアンス
→ 和音・スケール・フレーズの技法だけでなく、音色・アーティキュレーション・リズム・ダイナミクスなど即興の“語り口”を豊かにする技法も含まれています。
さらに、数値的にも「28のハーモニックな手法」「43のメロディックな手法」「36のソニックな手法」など、章立て的に豊富なバリエーションが紹介されています!
この本が向いている方
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基本的な音楽理論(コード・スケール・リードシートなど)をある程度理解している中級者が、次のステップとして“語彙を増やしたい”という時に非常に有効です。
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上級者にも、新鮮なモティーフ・アプローチを探索する教材として役立ちます。
インサイドインプロヴィゼイション2 ペンタトニックスケール
こちらも上記と同じシリーズのvol2です!
このシリーズはすべておすすめなのですが、こちらも特におすすめなので入れておきます!
ギタリストが大好きなペンタトニックについてですが、ブルースフレーズ以外の様々な使用法や
選び方、音楽的なパターンが載っています!
これに取り組めば必ず
ペンタトニックの世界が何倍にも広がります!
主な内容
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ペンタトニック・スケールの導入
→ 5音スケール(メジャー/マイナー/その他変種)を即興に組み込む方法。 -
ペンタトニックを使ったライン作成
→ 単なるスケール練習ではなく「ペンタトニックを使って即興フレーズを作る」アプローチ。 -
リズム変化
→ フレーズにリズム的な変化をもたらし、ペンタトニック・ラインをただの音列でなく「音楽として機能させる」練習。 -
コード進行とのリンク
→ ペンタトニック・スケールを、様々なコード/コード・サイクルに対してどう使うか(マイナー7thサイクル、メジャー7thサイクル、ドミナント7thサイクル、マイナーブルースなど)を扱っています。 -
応用スケール・モディファイ
→ 通常のメジャー/マイナーペンタだけでなく、「マイナー6thペンタ」「メジャー♭2ペンタ」「ポリ・ペンタトニック」など、より高度なバリエーションにも触れています。
この本が向いてる方
- ペンタトニック・スケールを基本的に知っている中級者以上で、ペンタトニックをブルースフレーズ以外で使用したいという人に特におすすめです。
- まだペンタトニックを活用しきれていない初心者にも、構造・バリエーション・実践を段階的に学べるので有用です。
ジャズギター コーダル・コンセプト
ジャズ・ギター演奏者が「単なるコード・形を暗記する」のではなく、指板上で理論的に構造化されたコード展開・ボイシングを理解し使えるようにするための教材です。
具体的には、三和音(トライアド)からスタートし、7th/9th/さらに拡張されたコード、コード代替(サブスティテューション)まで段階的に扱っています。
「演奏可能なチェンジ/実践で使えるコンセプト」として、「形を覚える」ではなく「構造を理解して自在に使える」ことを目指しています。
主な内容
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トライアド(3和音)からの構築
→ 指板上での三和音の配置・転回・位置関係を確認し、コードの基盤を作る。 -
7th・9thコード・コード拡張
→ 7th・9thなど、ジャズ・ハーモニー特有の拡張コードを段階的に展開。指板上での配置やつながりを理解。 -
コード代替・サブスティテューション関係
→ ただ形を弾くのではなく、「このコードをこの状況で別の形に変える」などの代替手法を理論的に解説。 -
標準進行(ジャズ・スタンダード進行)での実用例
→ 実際のジャズ・コード進行(例えばⅡ–V–Iなど)に対して、どのようなボイシング/代替が可能かを示す例がある。 -
指板上の「論理的配置」
→ 単なる覚えや暗記ではなく、指板上でどこにその構造があるか・どう動くかを理解できるように設計。
この本が向いている方
- ジャズ・ギターを始めて「コードを押さえる/サウンドを出す」段階を超え、ボイシングの理解/発展的なコード処理を目指す中級以上のギタリストに非常に適しています。
- すでに基礎的なコード(メジャー7th・マイナー7th・ドミナント7thなど)が押さえられ、指板上で対応できる人が、次のステップとして「構造/代替/動き」の概念を身につけたい時に特に有効です。また、セッション参加・アンサンブルでギターのコンピング/ハーモニー構築力を高めたい人にもおすすめです。
- 基础がまだ少ない初心者の場合には、この本単体ではやや敷居が高いかもしれません。まずは「基本コード」「スケール」「リードシート」などの基礎を固めておくと良いでしょ
アドバンシング・ギタリスト
この本は「教科書的メソッド」というよりも“自分自身で探求するためのガイドというスタイルを取っています。
主な内容
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ギター楽器としての構造・習慣からの脱却
→ 指板・ポジショニング・既成概念(フレット横列・典型的ポジション)といった“慣れ”を再考し、自分自身の音・語彙を構築するための視点が提示されています。 -
個人的語彙を増やすためのフレームワーク
→ スケール・モード・アルペジオだけでなく、それらをどう“使うか”、どう自分のフレーズ化するかという観点が強調されています。 -
リズム・テンポ・構造の内的探求
→ 単にサウンドを出すだけでなく、リズムや構造(インターナル・タイミング、間、ポーズなど)を意識して即興/作曲的にギターを考えるアプローチ。 -
演奏者としての“態度”・“意識”の向上
→ 本書の特長として、技術的要素以上に「どう考えるか」「どう練習するか」「どう自分の表現に落とし込むか」という議論が多く含まれています。
この本が向いている方
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ギターを既にある程度演奏でき(読譜・基本的なスケール・コードなど)、次のステップとして自己の演奏をより深めたい・個性を出したいという中~上級ギタリストに最適です。
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また、ギター/即興/作曲を学びたい人で「ただ音をなぞるのではなく、どう考えて音を出すか」を学びたい人にもおすすめです。
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一方で、ギターを始めたばかり、基礎コード・スケール・リズムがまだ不安という初心者には少しハードルが高く、先に基礎固めをしてから取り組む方が効果的です。
コード・ケミストリー
ジャズ/ギター/ハーモニーを深めたいギタリスト。
コード・ワークの理解・応用を目指す中〜上級者向け。
主な内容
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コード・理論の深掘り
→ インターバル・トライアド・7th・拡張コードなど、コード構造を理論的に説明。 -
膨大なコード・ボイシング・チャート
→ 様々なコード・種類・インバージョン(転回)・ヴォイシングが多数掲載。 -
ポリトナル(多調性)/代理コード/移動ヴォイス(ボイスリーディング)
→ 例えば「Moving Voices」「Chord Substitutions」「Polytonal Chords」などの章も含まれています。 -
スケールとコードの関係/スケール構築からのハーモニー
→ 「Fundamental Harmonies of Scales」「Other Chords Built from Scales」などの節あり。 -
応用例:ブルース進行・ロック・コード・メロディ
→ 「Blues Progressions」「Rock Type Progressions」「Chord Melodies」など、実践に近い内容もカバー。
この本が向いている方
- すでにギターでコードを押さえ・弾くことができ、これをより深く理解し・使いこなしたい中〜上級ギタリストに強くおすすめです。
- 特に、ジャズやセッションでコンピング(伴奏)やコード・メロディ/ヴォイス・リーディングを行いたい人に適しています。
- ギター演奏やコード・スケール・基礎ハーモニーがまだ十分でない初心者には、敷居が高い印象があります。「まず基礎を固めてから」取り組むのが理想です。
いかかでしたか?
今回ご紹介した教則本はどれも膨大な情報が詰まっています。
1冊を完璧にこなしてから次に進もうとしたら1冊で何年も何十年もかかるでしょう。
つまり
1種類の技術のみを鍛えることに長期間使ってしまうということです!
演奏には色々な技術をバランス良く鍛えることが大切ですので、
どの本も1ページ目から隅々まで進めようとせず
今のご自身に必要なところを選らんで取り組むということが大切です!
必要なトピックを取捨選択することもかなりの上級者でなければ難しいと感じています。
当教室のカリキュラムはこれらを噛み砕いてギターに合わせて制作していますので、
本を読んでも良くわからないという方は是非
体験レッスンを受けてみてください!
この記事の著者 横山 貢介(ヨコヤマ コウスケ)
音楽学校を特待生で卒業
映画音楽の制作等様々なジャンルでの音楽活動をした後
渡米しL.A music academyの奨学金を受け入学Brad Rabuchin(Ray Charles
Band)、Frank Gamble(Chick Corea Electric
Band)に師事
また現地でのセッションやライブを数多くこなす
帰国後
Motion Blue横浜
Cotton Club
に出演
現在
都内、横浜のホテル、レストランにてジャズの演奏活動の他
日テレ、スポーツ報道番組使用曲やバライティー番組使用曲のレコーディング
韓国アイドルのコンサートサポート
和楽器との共演
など様々なジャンルの演奏活動を展開している
横山貢介ギター教室を立ち上げ指導にも力を入れてる!
プロフィールはこちら
担当校:長津田校
