前回『なぜ近年のジャズギタリストはソリッドギターを使うのか』
という記事を書きましたが、今回は
『ソリッドギターでジャズサウンドの作り方』についてやっていきたいと思います
それには、『トーン作り』が鍵です!
では具体的に確認していきましょう

1.ピックアップの位置
フロントピックアップを使いましょう
ソリッドで最もウォームなトーンが出るポジションでストラトやテレキャスでも丸い音が出しやすいです!
ハムバッカー搭載のものはより理想的
トーンとボリュームの調整
トーンを絞る(3~8あたり)ことで音の角がとれジャズっぽい輪郭になります
ボリュームを少し下げる(7~8あたり)ことでも音色が優しくなります
アンプのセッティング
アンプのセッティングについては、各機種でEQのフラット位置が違うので
具体的なセッティングの数値などは明確にだせませんが、感覚的に以下のような感じ作っています!
BASS
若干下げて、ギターのトーンを下げることで低音を表現
Mid
音の厚みのキモなので少し上げ目にする
Treble
若干控えめに

エフェクター
ディレイ、リバーブ
多めに使うことで広がりがでて、ソリッドでも太くかんじてメロディがたつでしょう!
ブースター
クリーンブースターやオーバードライブのゲイン0で使用することで、音に一糸纏うように音が太くなります

ピッキングの工夫
ネック寄りでソフトにピッキングすることでアタック感が抑えられ
よりまろやかなサウンドに!
いかがでしたか?
ソリッドギターは扱いやすく、弾きやすいので、無理にフルアコを使わなくても充分にジャズサウンドが作れます!
フルアコを購入する前に一度、ソリッドギターでの音作りを研究してみてもよか思います!
機材の使い方もテクニックの一つです!
良い音で演奏しましょう!