今回から何回かに分けてギターの速弾きに関するブログを書いていこうと思います
速弾きに関する奏法や練習方法に関して載せていきますので最後まで是非ご覧ください
3ノート・パー・ストリングスを覚えてみよう!
速弾きを始めたいけど何から手をつければいいのか分からない…
そんな方のために、今回の速弾きの練習の土台となる「3ノート・パー・ストリングス」を使った、Cメジャースケールの形と練習のコツを紹介します!
3ノート・パー・ストリングスって?
Cメジャースケールを5つのボックスポジションで覚えた人が多いと思います
それに対し3ノート・パー・ストリングスは1弦に3音ずつ均等に並べて弾くスケールの運指方法です
ボックスポジションと比べて
「1つの弦に3音が並んでいる為ピッキングや運指がパターン化しやすい」メリットがあります
まずは下のダイアグラムを弾いてみましょう
メトロノームに合わせる前にポジションを確認してからゆっくりのテンポで始めましょう

練習のコツはこれ!
・ゆっくりのメトロノームから始めてオルタネイトを意識しよう!
前述したようにまずはBPM60程の8分音符からゆっくりのテンポで弾きポジションを覚えましょう
覚えてきたところで3連符や16分音符でも弾いてリズムのチェンジを身に着けます
この時にオルタネイトピッキングを崩さないように正しいフォームで弾きましょう
・メトロノームは2ずつ上げていく!
テンポ60でできたら急激に上げないで2ずつ上げていきましょう。
そうすることで速いテンポでも正しいフォームを維持したまま弾くことができます
今回はBPM130の16分音符までを目標に練習してみましょう
・ボックスポジションと重なる部分が見えてきたら完璧!
Cメジャースケールの3ノート・パー・ストリングスはあくまでCメジャースケールの音を各弦に3つ並べたものになります
ですので覚えていくと図のようにボックスポジションと重なっている部分が見えてきます
ボックスポジションと3ノート・パー・ストリングスが重なって見えることで
「歌うフレーズはボックスポジション」
「テクニカルなフレーズは3ノート・パー・ストリングス」でといった具合に使い分けができるようになります
ギターの速弾きも歌うフレーズと対比になってこそかっこよく響いてくれますので2つのポジションが重なって見えるまで練習をしてみましょう

まとめ
3ノート・パー・ストリングスは、ギターの速弾きを練習する際に役に立つとても便利な形です
ゆっくりなテンポからオルタネイトを意識して弾きましょう
ボックスポジションと重なって見えるように時間をかけて覚えましょう!
次回は「速弾きの際の右手の使い方」について解説いたします