アコースティックギターとは?
その名の通り電気を使わない胴体で弦の振動を増幅するギターのことです
アコギには大きく分けて2種類あります
アコギ(フォークギター)
通常アコギといえば金属の弦を張るフォークギターのことでしょう
多くは歌の伴奏で使われますがギター1本で完結させる『ソロギター』としても使われます
ライブなど大きな音が必要な時にはボディにマイクが入っているものもあり『エレアコ』を呼ばれています
ガットギター
フォークギターと違い金属弦ではなくナイロン弦を使用します
クラシックスタイルの『クラシックギター』
フラメンコスタイルの『フラメンコギター』
がありボディの構造などが若干異なります
これら以外にもガットギターの柔らかいソフトなサウンドはボサノバなどのラテン、ジャズ、フュージョン、ポップス、演歌まで様々な音楽に使われます
こちらもマイクが仕込まれている『エレガット』もあります!
弾き語りに非常によく合うアコースティックギターはボーカル志望の方もよく受講されています
まずはストロークを徹底的にやります
譜例1
4分は全部ダウンストロークで弾きます
この時に重要なのはなるべく大きく振り抜くということです!
譜例2
8分はダウン、アップの上下で弾きます
表泊、裏拍の意識を持って取り組むと良いです
この二つを交互に弾いてみると右手の動きが同じなことに気づきますでしょうか?
8分は常に上下、4分はアップを空ぶるイメージでダウンのみで弾くと右手の動きが同じになります
譜例3
次に1小節の中に4分8分が混ざったリズムパターンです
↓↓↑↓↑↓になります
右手の動きは一定になりますね!
譜例4
↓↓↑↑↓になります
このように右手はずっと振り続けリズムパターンによって空振りをいれるという感覚がもてれば右手を振りっぱなしにすればリズムキープは楽にできます
8ビートのストロークパターンを紹介しました
何も押さえない状態で上記の練習をしましょう!
下記に応用編が載っています!
最初に覚えるべきコードは開放弦を含んだローコードです
これらのコードを譜例のリズムでコード一つずつ練習しましょう
ここまでは8ビートのリズム練習と上記の6つのコードを覚えました
ここからはこれらのみで弾ける曲を紹介します
これらはスピッツの『空も飛べるはず』の歌い出しから8小節のコード進行です
まずはストローク無しで一つのコードに対して一回ずつ弾きます
その時に次のコード弾くまで音を伸ばす事を心掛けます
最初はリズムキープが出来なくても良いので一つずつ丁寧に弾きましょう
慣れてきたら歌を口ずさみながら出来たらコードと歌の関係が分かってきます
次にこのコード進行を譜例4のリズムで練習しましょう
これで完成です!
こちらも口ずさみながら弾ければベストでしょう!
次に16ビートのストロークについてです!
テンポにもよりますが、8ビートよりも早いので右手の手首の使い方がポイントになります!
下記の譜例を何か1つのコードでそれぞれのリズムに練習をしましょう♫
16分の場合、1拍に4つの音なので8分音符は全てダウンストロークになります!
上記の譜例1段目
1小節目が8分で、2小節目が16分です!
2小節ごとに8分と16分のチェンジの練習をしましょう!
メトロノームやリズムマシンを使ってテンポがはやくならない様に注意して
リズムが変わっても右手の動きがあまり変わらない様なるべく大きく振りましょう!
譜例2段目
1小節の中に8分、16分が混ざったものです!
矢印の通りのストロークパターンを維持しましょう!
右手の動きは1段目に練習した時と同じ様に意識しましょう♫
譜例3段目
1小節目
16分の裏で音を延ばしているものです!
アップが続くところがありますが、その時に右手の動きが止まらない様に気をつけましょう!
右手が止まってしまうとリズムも一旦止まってしまいがちになります!
2小節目
付点音符が混ざったパターンです!
付点はついている音符の1.5倍の長さを表しています
この場合、8分についているので16分3つ分の長さということです
ですので、ダウン アップとなっていても、2つの16分を空ぶっているという意識が必要です!
最初のうちはとにかく右手をなるべく大きく振ってリズムをキープできる様になりましょう♪
上記の譜面はあいみょんの『マリーゴールド』です
まずは各コードひ一つずつ矢印の通りのストロークパターンを練習しましょう
慣れてきたらコード進行で練習しましょう
音源と合わせる時はカポを2フレットにつけましょう♪
3フィンガーピッキングとは右手の親指、人差し指、中指の3本を使います
親指でベースを刻み、その他の指で和音やメロディを弾きます
フォークソングや弾き語りのイメージがありますがブルースやロックにも多く使われます
まずは開放弦で、右手のピッキングのみを練習しましょう
上記の譜面、1段目は5弦ルートの想定で
5弦3弦ー親指
2弦ー人差し指
1弦ー中指 です
2段目は6弦ルートの想定で
6弦 3弦ー親指
2弦ー人差し指
1弦ー中指 です
小指をボディの上に乗せて手のひらを安定させて弾きましょう
次に先程のパターンをコードに当てはめましょう
Cは5弦ルート
G、Fは6弦ルートの
ピッキングパターンを当てがいましょう
音が途切れないように左手の指はしっかり関節を曲げて立たせましょう