All The Things You Areのコード進行についての解説を前回アップしました
今回は
なるべく簡単にアドリブを弾こう!!
というテーマです!!
内容は
1.基本メジャースケール(マイナースケール)を使用
2.効率の良いkeyチェンジ
ということです!
これが理解できると、ただ演奏が楽になるだけでなく
演奏中に余裕ができるのでリズムや音に集中できますし
コードトーンを毎回意識しないので、小節線を跨いだ自由な演奏が可能になります!
それでは、実際上記を意識して演奏したフレーズを元に解説していきます!
詳しい分析についてはこちらをご覧になってください
Aセクションです!
前回の解説で
5小節までkey=A♭
6.7.8小節 key=C
と解説しましたが
今回の演奏アイデアは
6小節までA♭メジャースケールで演奏しています!
理由は
6小節をG7と考えて、ここであえてA♭メジャーを弾き続けるとこで、
Gからみると
♭9.#9.#11.♭13.
という音が入ります!
すべてオルタードスケールの一部ですよね!!
ですので、
G7でA♭メジャースケールを弾き続けるということでオルタードサウンドになります!
オルタードにチェンジするよりだいぶ楽ですね!
Bセクションは
Aセクションのコード進行をそのまま
E♭のkeyに並行移動した同じコード進行です!
ですので
Aセクションと同様
6小節までE♭メジャースケール
7.8小節はGメジャースケールで弾いています
Cセクションです
4小節まではGメジャーの2-5-1
5.6.7小節はEmiの2-5でEメジャーに解決しています
ですので
F#mi7-B7=Emiスケール
Emaj=メジャースケール
となり
8小節目のC7=次のコードのFmi7へのセカンダリードミナントです
Fmi7のkeyはA♭メジャーなので
C7からはA♭メジャースケールで弾いています
最後のセクションです!
5小節目まではAセクションと全く同じコード進行ですので
A♭メジャースケールで弾いています
6小節目のD♭mi7はモーダルインターチェンジですので
A♭マイナースケールで
7小節目のCmi7でA♭メジャーに戻るので
A♭メジャースケール
Bdim7に限ってはメジャースケールでの演奏は難しかったのでここのみ
Bdim7のコードトーンを使用しました
9.10.11小節の
B♭mi7 /E♭7/A♭maj7は
A♭メジャーの
2-5-1ですので、A♭メジャースケールで演奏しました!
結構なボリュームになってしまいましたが、いかがでしょう?
教科書的に解説すると、コードトーンを中心に
各コードに適応するさまざまなスケールを使いましょう!
ということになると思いますが、
今回の考えで演奏してみると、かなり楽だと思います!
チェンジができる方も一度この方法で練習してみると
今までとは違うテイストでの演奏ができ、ボキャブラリーが増えると思いますので
気に入られた方は是非練習してみてください!