ギターリストって機材好きな人多いですよね?
生徒さんの中にも機材好きで、立派なエフェクターなどを組んでいる方がいます
ですが、意外と繋ぐ順番が適当だったり、目指す効果が充分に得られない方が見受けられます
なので
今回はエフェクターの繋ぎ順についての記事です!
まずはベーシックなエフェクターの種類と効果についてみていきましょう
1
歪み系
オーバードライブやディストーションといった音を歪ますエフェクターです
アンプの原音をプッシュアップするブースターも歪み系にあたります
2
ディレイ
やまびこ効果です
弾いた音が後から追いかけてきます
音に広がり、奥行きをもたらし音に厚みがでます
また、フレーズとして使ったり、さまざまな使用方法があります
3
コーラス
音に揺らぎを加えます
4
リバーブ
ディレイは『やまびこ』と説明しましたが
これに対してリバーブはお風呂場などでの残響を思い浮かべるとイメージできるかと思います
アンプに内蔵していることがほとんどです
5
コンプレッサー
音を圧縮して音量を揃える効果があります
6
ワウペダル
音の周波数をペダルでコントロールして文字通り
『ワウワウ』という効果がでます
7
ヴォリュームペダル
こちらはエフェクターとは言えないかもしれませんが、
足元でヴォリューム操作するペダルです
まずはこちらの図をご覧ください
ギターからエフェクターの基本的な繋ぎ順です!
ポイント1
歪み系が複数ある場合
両方オンにした時の音が繋ぎ順で変わります!
歪み系1→歪み系2と歪み系2→歪み系1では音が変わるということです!
アンプに近い方が効果が強くなるので、強く出したい方をアンプ側にするとよいでしょう!
ポイント2
空間系(コーラス、ディレイ、リバーブ)は歪み系の後に!
歪み系の前に繋いでしまうと、歪んだ音の後から追いかけてくる音はクリーンサウンドになってしまい、不自然な音になってしまいます
ポイント3
ヴォリュームペダルの位置
①
歪み系の前なので、ヴォリュームペダルを踏み込む位置で歪みの量が変わります
ギター本体のヴォリュームと同じ効果がでます
②
歪み系の後なので、音量のみ変わって音色は変わりません
歪みの量は変えずに音量のみかわります
③
歪み系の後、空間系の前なので、ヴォリュームペダルを一気に0にしても残響が残りより自然になります
個人的にはおすすめな配置です!
ポイント4
ワウペダルの位置
こちらもA.Bでは歪み系の前、後となり
Bですと歪ませてからのワウなので、より過激な効果が得られます
こちらも試して好みの方を採用させると良いでしょう!
次にアンプでも歪ませるときの繋ぎ順を解説いたします!
先ほどの説明で空間系は歪み系の後ということを説明しましたが、アンプで歪ます場合も同じで
センド、リターンで通すとエフェクターからの信号はプリアンプで歪ませてから効くので
歪んだ音にエフェクトがかかります!
いかかでしたでしょうか?
意外と繋ぎ順大事ですよね!
ご自身のエフェクターボードを一度見直して色々試されると音良くなるかもしれませんね!
マルチやシュミレーターを使ってる方も同じですので、シュミレーターで歪ませていたら空間系の配置確認されることをおすすめします!