Bpmが140付近になると.....
前回のブログで「BPM130の16分音符を目標にやってみましょう」とお伝えしました
BPMがそこから140付近になってくるとピッキング振り幅を意識しないと間に合わなくなってきます
今回は私が速弾きの際にやっている右手のピックの当て方から力を入れる場所までを説明して
いくつかのエクササイズを紹介していこうと思います
1.親指を曲げてピックに角度をつけよう!
ピックを右写真のように親指を曲げて斜めに当てることで弦への抵抗を減らして
左写真のように平行に当てる時より少ない力でピッキングができます
また斜めに当てることで音にエッジが生まれロックに向いた音色になります
2.ピックは浅く当てよう!
左の写真のようにピックが深く当たっていると弦とピックの抵抗が増えるので
右の写真のように浅く当てることを意識しましょう
ピックの持ち方を変えたり右手の角度を変えてあげることで浅く当てることができます
3.ピッキングの仕方と力が入る場所について
ピッキングは先程の親指を曲げた状態で更に親指の屈伸を使って弾くイメージで弾きます
親指の先を第一関節で上下させる形になります
BPMが速くなりより細かくなってくると
画像の親指の付け根と右手首の右側(親指の延長線の部分)に少し力が入っていきます

4.まずは1音で弾いてみよう Ex.1
速弾きをする際にまず右手のフォームをある程度形にしたいので1音のみで右手に集中しましょう
この時にはじめはゆっくりのテンポから始めどんどん速くしていきましょう
自分の限界の速さもこの時に把握しておくといいでしょう

5.左手とリンクさせよう※1弦だけ EX.2
早速慣れたら3ノートパーストリングスで!と行きたいところですが
左手と上手くリンクしないという方はこちらのエクササイズをやってみましょう
覚えた3ノートパーストリングスの1ポジションを使って右手と左手をリンクさせていきます
はじめは弦移動がないフレーズを弾いていきましょう
※譜面は1弦のみ、2弦のみですが同じ仕組みで6弦まで行い様々なポジションで行うと指が慣れていきます

6.2弦の組み合わせ、3弦の組み合わせ EX.3
1弦のみで慣れた方は2弦の組み合わせや3弦の組み合わせのエクササイズで弦の移動にも慣れていきましょう
こちらも最初はゆっくりの状態から慣らしていき動きの確認をしながら行ってください

まとめ
いかがでしたでしょうか?
ピックの角度や力の入れ方など気にするところが多いですが1つ1つ丁寧に確認していき自分に合ったやり方を探してみてください
次回は実践的なフレーズや6連符について解説していこうと思います