リズムチェンジ(循環)1 アナライズ

みなさんはリズムチェンジ(循環コード)はご存知ですか?

ジャズミュージシャンはかなり練習する材料だと思います

 

今回から数回に分けて『リズムチェンジ』のアドリブについて解説していきたいと思います

 

まず、『リズムチェンジ』とは

 

ジョージ・ガーシュウィン作曲『I Got Rhythm』(1930年)のコード進行を元にした曲の総称です

 

これはジャズの中でも非常に重要な定番進行で、多くのジャズスタンダードがこの進行をベースに作られています

(例:『Oleo』『Anthropology』『Moose the Mooche』など)

 

上記がコード進行です!

それではアナライズしてみましょう!

 

Aセクション

最初の4小節

key-B♭

1-6-2-5-3-6-2-5

 

6.7小節

key-B♭

5-1-4-♭7

 

ですが、key-E♭とみて

2-5-1-4

ともとれます!

 

2-5を意識する場合こちらの方が演奏しやすいかもしれません!

次にBセクションです!

 

こちらは

D7から4度進行していってAセクションの最初のコードであるB♭maj7に解決させるというコード進行です!

 

 

D7→G7→C7→F7→B♭maj7

 

まずは、コードトーンを繋ぐ練習をしておきましょう!

ポジション固定でいくつかしておくと後々楽でしょう!

 

次にAセクションはB♭メジャーから大きく外れることがないので

ペンタやスケールなどでB♭1発と考えての演奏や

B♭メジャーペンタ、B♭マイナーペンタを使用してブルースライクに演奏できると、

コード進行や速いテンポに翻弄されない演奏ができると思います

 

まずは細かいことは考えず大雑把な演奏の練習をしてみてください

 

次回からはアドリブの具体的な練習方法について解説していきます!