リズムチェンジ(循環)1 アナライズ

みなさんはリズムチェンジ(循環コード)はご存知ですか?

ジャズミュージシャンはかなり練習する材料だと思います

 

今回から数回に分けて『リズムチェンジ』のアドリブについて解説していきたいと思います

 

まず、『リズムチェンジ』とは

 

ジョージ・ガーシュウィン作曲『I Got Rhythm』(1930年)のコード進行を元にした曲の総称です

 

これはジャズの中でも非常に重要な定番進行で、多くのジャズスタンダードがこの進行をベースに作られています

(例:『Oleo』『Anthropology』『Moose the Mooche』など)

 

上記がコード進行です!

それではアナライズしてみましょう!

 

Aセクション

最初の4小節

key-B♭

1-6-2-5-3-6-2-5

 

6.7小節

key-B♭

5-1-4-♭7

 

ですが、key-E♭とみて

2-5-1-4

ともとれます!

 

2-5を意識する場合こちらの方が演奏しやすいかもしれません!

次にBセクションです!

 

こちらは

D7から4度進行していってAセクションの最初のコードであるB♭maj7に解決させるというコード進行です!

 

 

D7→G7→C7→F7→B♭maj7

 

まずは、コードトーンを繋ぐ練習をしておきましょう!

ポジション固定でいくつかしておくと後々楽でしょう!

 

次にAセクションはB♭メジャーから大きく外れることがないので

ペンタやスケールなどでB♭1発と考えての演奏や

B♭メジャーペンタ、B♭マイナーペンタを使用してブルースライクに演奏できると、

コード進行や速いテンポに翻弄されない演奏ができると思います

 

まずは細かいことは考えず大雑把な演奏の練習をしてみてください

 

次回からはアドリブの具体的な練習方法について解説していきます!

 


この記事の著者  横山 貢介 (ヨコヤマ コウスケ)

音楽学校を特待生で卒業

映画音楽の制作等様々なジャンルでの音楽活動をした後

 

渡米しL.A music academyの奨学金を受け入学Brad Rabuchin(Ray Charles Band)、Frank Gamble(Chick Corea Electric Band)に師事
また現地でのセッションや
ライブを数多くこなす

 

帰国後

Motion Blue横浜

Cotton Club

に出演

 

現在

都内、横浜のホテル、レストランにてジャズの演奏活動の他

日テレ、スポーツ報道番組使用曲やバライティー番組使用曲のレコーディング

韓国アイドルのコンサートサポート

和楽器との共演

など様々なジャンルの演奏活動を展開している

 

横山貢介ギター教室を立ち上げ指導にも力を入れてる!

 

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担当校:長津田校 横浜校 関内校 オンライン校