前回は速弾きの体の使い方と練習方法について解説いたしました
前回のブログ→ギター速弾きの右手の使い方!
今回は実践的なフレーズと6連符のフレーズを解説する予定でしたが長くなってしまう為
の実践的なフレーズとそのフレーズの応用方法に関してお伝えいたします
結論からいいますと
ギターの速弾きはただスケールをなぞるだけでなく、法則性をつけるとフレーズになりやすいです!
Ex.1 4つ割で弾く

覚えていただいた3ノートパーストリングスを4音で区切る方法です
例えばこのフレーズは『ラシドレ.シドレミ.ドレミファ~』といった具合に上昇しております
下降フレーズもございますのでスケール練習の際にも役立ちます
このような4音区切りのフレーズはピッキングの練習に非常に効果的で、ギターの速弾きで複雑なピッキングをする際の練習になります
最初は16分音符(早い場合は8分音符)で練習しましょう
Ex.2 3つ割で弾く

先程の考え方で3つに区切ったフレーズになります
こちらもスケール練習に取り入れてあげればギター速弾きの練習に役立ちます
こちらのフレーズは3連符で練習すると良いでしょう
Ex.3 4つ割を3連符で/3つ割を16分音符で

こちらのフレーズは4つ割の時は16分音符.3つ割の時に3連符といったように1拍できれいに割れる音符で弾きました
Ex.3ではあえて1拍で割り切れない音符で弾く事で浮遊感のあるフレーズにすることができます
練習の際は勢いに任せて弾かずに「何音符で何個割を弾いているのか」を理解できるテンポから始めましょう
おまけ フレーズが練習臭く聞こえてしまう場合に試してみてください
練習したフレーズを実際のアドリブに入れる際
「なんか練習してるみたいでどんくさく聞こえる」といった場合がございます
そんな時は覚えたフレーズを1拍目から弾かずに半拍または1拍休んだりフレーズの前に音を追加してみましょう
そうすることでフレーズがどんくさくなくかっこよく響いてくれます
試しにこの2つのフレーズを弾いてみましょう

最後に
いかがでしたでしょうか?
ギターの速弾きはただスケールをなぞるだけでなく、法則性をつけてあげることでアドリブの幅が広がります
もし興味がございましたらチャレンジしてください
次回は6連符のフレーズに挑戦してみましょう