ボサノバは1950年代にブラジルのサンバなどのラテン音楽から生まれました
基本的にはギター伴奏の弾き語りで演奏されますが、ジャズミュージシャン達はピアノ、サックス、ドラムなども使用したバンドを行い、ジャズミュージシャンのレパートリーとして欠かせないものとなっています

使用楽器ですが、基本的にはガットギターでしょう
ジャズミュージシャンが演奏する場合はフルアコやセミアコで演奏することも多いです
譜例1
一段目はローコードのCmaj7での伴奏です
一小節で一つのパターンになります
右手のピッキングですが
ルート(この場合5弦3フレット)は親指
2弦 薬指
3弦 中指
4弦 人差し指
で弾きます
しっかり関節を曲げて弦を狙いましょう
3段目はローコードGでの伴奏です
これも1小節で1つのパターンです
右手のピッキングは
ルート(この場合6限3フレット)は親指
あとはCmaj7の時と同じで
2弦 薬指
3弦 中指
4弦 人差し指 です
ルート以外は同じということですね
又、5弦と1弦は弾かないので左手は押さえなくて良いでしょう
2段目、4段目は2小節のパターンです
だいぶおしゃれになってボサノバ感が出て来たと思います
裏拍にアクセントがあるので、メトロノームを使ってしっかりリズムキープできる様に練習しましょう

6弦ルートのmaj7,dom7,mi7

5弦ルートのmaj7,dom7,mi7

前回の3ノートボイシングに音を1つ足してより厚みのある
ボサノバに合うコードを覚えます
3ノートボイシングに関連付けて見ると覚えやすいでしょう!
最初にやったリズムに各コード1つずづ練習してみましょう!
いよいよ曲に挑戦です!
曲はおそらくボサノバでは1番と言っていいくらい知られている
アントニオ・カルロス・ジョビンの『The giri from Ipanema』です!
今までやってきたリズム、弾き方、コードを使っています
基本コードチェンジが2小節ごとなので
前回までのことができれば取り組みやすいです
まずは全音符でコードチェンジのみ練習してからリズムを入れていきましょう!
この記事の著者 横山 貢介(ヨコヤマ コウスケ)

音楽学校を特待生で卒業
映画音楽の制作等様々なジャンルでの音楽活動をした後
渡米しL.A music academyの奨学金を受け入学Brad Rabuchin(Ray Charles
Band)、Frank Gamble(Chick Corea Electric
Band)に師事
また現地でのセッションやライブを数多くこなす
帰国後
Motion Blue横浜
Cotton Club
に出演
現在
都内、横浜のホテル、レストランにてジャズの演奏活動の他
日テレ、スポーツ報道番組使用曲やバライティー番組使用曲のレコーディング
韓国アイドルのコンサートサポート
和楽器との共演
など様々なジャンルの演奏活動を展開している
横山貢介ギター教室を立ち上げ指導にも力を入れてる!
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